ユヤマ レイコ
生年月日 |
1960年7月27日 |
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出身地 |
東京都 |
肩書 |
著述家、プロデューサー、おしゃべりカルチャーモンスター。 辻静雄文化賞選考委員 日本大学藝術学部文芸学科非常勤講師 東京家政大学非常勤講師 名古屋芸術大学特別客員教授 |
趣味 |
料理 釣り 怪談収集 |
経歴 |
ぴあ株式会社に勤務後、フリーの編集者、ライター、広告ディレクターとして独立。雑誌『SWITCH』のコントリビュート・エディターなど、『STUDIO VOICE』を始めとしたカルチャー誌に関わる。現場主義をモットーに、クラブカルチャー、クラシック音楽、映画、アート、演劇、音楽、食、ファッション、ジェンダー等多彩なジャンルを博覧強記とともに横断し、時代性や社会性を加味した独特の視点での、著作、発言を続けている。仕事の内容は多岐にわたるが、どれもがクリエイティヴと編集技術の産物であり、インターネット時代のマルチワークスタイルの先駆者でもある。 連載媒体は、日本経済新聞「なやみのとびら、著名人が解決!」、宝島社『GLOW』「女の事件簿」。 2004年より現在まで、寿司パフォーマンス<美人寿司>主宰。国内はもとより、モスクワ、ボローニャ、ベルリン、バルセロナなどで寿司を握る。ベルリンは、コム・デ・ギャルソンのゲリラショップのオープニングを飾った。2019年には「モスクワ食の映画祭」で寿司を握り、シンポジウムに参加した。「美人寿司の夜」という音楽とのパーティーを主催し、雅楽同友会、ノルウェーのSkáidi、ベルリンのジョニー・ラ・マラマといったアーティストとコラボしている。 2011年より現在まで、クラシック音楽の新しい聴き方を提案する<爆クラ>を主宰。ゲストを呼んでのトーク&リスニングイベントとして、ほぼ月イチでライブ開催している。2016年、2017年には、Bunkamuraオーチャードホールにて、世界的なテクノDJであるジェフ・ミルズのクラシック組曲を、アンドレア・バッティストーニ指揮、東京フィルハーモニー交響楽団の布陣で行ったコンサートをプロデュース。2018年からは、クラシック音楽を野山に放つ<爆クラアースダイバー>をスタート。名古屋近郊の愛岐トンネル群を使ったコンサート等をプロデュース。 2016年からは、ショップチャンネルにて「居酒屋から三ツ星レストラン、そしてリモートワークまで、思考し行動するあなたを自由にするカッコいい服」がモットーのファッションブランド<OJOU>をスタートさせている。 |
2022年3月27日(日)
東京オペラシティ コンサートホールにて開催決定!
『お菓子の世界』(150重版を誇るピアノ曲集)、『ゆうやけの歌』(伝説の男声合唱曲)の感動が、今よみがえる。
1970年代に、こんなに自由でカッコいい音楽が存在していた。
『おはなしゆびさん』等の童謡、ピアノ曲集『お菓子の世界』や合唱曲で知られる湯山昭は、戦後に頭角を現した作曲家の中では、多くの人々が彼の曲を演奏
し、口ずさんだという点で、最も大衆に愛された存在です。その一方で、湯山昭が1960~70年代に発表した器楽曲、歌曲、合唱曲は、実験的かつモダンでアヴァン
ギャルド! 洒落たメロディーを生かす印象主義音楽を思わせる和声、セリー技法やジャズのモードをスパイスのように効かせためくるめく色彩感、日本語の歌詞
と渾然一体となった抒情性は、日本のクラシック音楽における至宝といえます。「多分、世界中で一番、湯山昭の音楽を聴いている」という娘・湯山玲子が選曲
し、プロデュースする湯山昭の音楽世界。その、ダイナミックな光と影は、みなさまの心に音楽の美しさ、エネルギーを呼び活けることでしょう。
チケットはコチラから
がスタート!
初回は映画「アメリカン・ユートピア」に関してついて語り倒しております!
是非ご覧ください。
チャンネル登録もよろしくお願い致します!!
2020年6月30日(火)
前回からDOMMUNE(ドミューン)内にて「爆クラ」の本格的なライブストリーミングを行っていますが、第87夜となる今回は、政府の緊急事態宣言解除により、リアルとライブストリーミングのハイブリッド形式。ゲストにウーマンラッシュアワーの村本大輔さんをお招きしてお送りする「反骨のクラシック」を軸に、第1部ではACOUSTIC REVIVE代表の石黒謙さんをお迎えします。
第1部ゲストの石黒さんは、「爆クラアースダイバー」のパートナーであり、渋谷PARCOの9階に移ったDOMMUNEの最高峰サウンドシステムを更に極上のものに一新させてしまった張本人!「音神」として、その名をオーディオシステム界に轟かせている石黒さんとクラシック音楽を野山に放つ試み「爆クラアースダイバー」の音響を中心にクラシック音楽の音響術について語ります。
そして、第2部ゲスト村本さんといえば、ご存知、ウーマンラッシュアワーのコンビとして「THE MANZAI」の2013年優勝者(つまりお笑い界の横綱級ってことです)。現在では政治的問題に積極的な発言&行動をしつつの、現在の日本では本当に希少になった「政治、社会風刺」のお笑いを発表し続けているエヴァンジリスタ。
そんな彼と語っていきたいのは、もうズバリ「反権力、反体制、反骨そして、抵抗が込められたクラシック音楽」という切り口。今ではエスタブリッシュメント文化の代表格であるクラシックもひとたび楽曲を紐解けば、そこには、バリバリの権力批判や反体制が込められていることに気がつきます。
リペラルで自由主義的進歩思想をもっていたベートーヴェンは、歌劇『フィデリオ』で、政治犯等囚人の解放を描き、同様にヴェルディの歌劇『ナブッコ』は、ユダヤ人のバビロン捕囚が下敷きになっています。ショスタコーヴィチは当時のソビエト、スターリン体制のウケを目論みつつも、その中に皮肉と批判を潜ませ、ユダヤ人大虐殺をテーマにした交響曲第13番を発表。そして、反核反原発は、戦後の現代音楽作曲家達の一大テーマでした。一方「家具の音楽」つまり、意識的に聴かれることのない音楽を主張した、エリック・サティなんぞは、音楽一般に対する反抗、反逆。
「クラシックどころか、音楽得意じゃないんだよねぇ……」という村本さん。逆にそういう耳に、先達たちの「音の反体制」はいかに響いていくのか? そして、この種のクラシック音楽は、時に“お笑い”の要素も大いに含むので、そのあたりも語りたいところであります。
なお、アフタートークのDJは、昨年日本コロムビア、「Opus One」レーベルからCDをリリースした、チェリストの笹沼樹さん。もちろん初DJなれど、類い希なる分析力と感性からの選曲に期待。
そして、前述の通り今回は僅かながらお客様をお迎えすることが可能となりました! 感染対策を充分に取った上で、自粛疲れを最高の音響と痛快なトークで洗い流しましょう。
2020年5月26日(火)
■ホスト:湯山玲子(著述家・プロデューサー)ゲスト:坂入健司郎(指揮者)
コロナ禍の中、しばらく鳴りを潜めておりました「爆クラ」ですが、この度、「ドミューン」内にて本格的なライブストリーミングを行うことになりました。「ドミューン」と言えば、宇川直宏氏が始めた日本初のライブストリーミングスタジオ兼チャンネルで、日本だけでなく、世界でも圧倒的な人気とビューワー(視聴者)数を誇っています。すでに、爆クラブレゼンツのDJジェフ・ミルズ×東京フィルハーモニー交響楽団のコンサート時などで、お世話になっている経緯があるのです。
もともと、「爆クラ」のDNAは、NYでのジュニア・ヴァスケスのDJクラブ体験が、ワグナーに激似、というところから始まった「ポストクラブ時代のクラシック音楽の新しい聴き方」であり、ドミューンの試聴者に少なからず存在する「テクノやノイズには詳しいけれど、クラシックはちょっとなぁ」というタイプにこそ、届けたいコンテンツなのですよ。そんなこんなで、第86回目、ドミューンからのトーク&リスニングショウのゲストは、指揮者の坂入健司郎さん。先年、コロムビアレコードの新人登竜門レーベル<OPUS ONE>でCDデューを果たした彼は、爆クラともご縁が深く、17年には【爆クラスペシャルアンサンブル】で、シェーンベルク「月に憑かれたピエロ」のお披露目もしています。
さて、今回のテーマは、ズバリ「コロナ禍のサウンドトラック クラシック音楽篇」。通勤や飲み会、コンサート、演劇、展覧会が全部ダメになった今、みなさんにはクラシック音源という一大ジャンルが残っているのではないか?! ということで、この際、坂入さんと、クラシック・セールスマンと化し、トーク&リスニングを繰り広げていきます。というか、ふたりでこの「コロナ禍という環境」にクラシックをサウンドトラックする、という試み。キーワードは、月夜、早朝、お風呂、フラストレーション、布団の中、昼寝、そして、コロナウィルスそのもの……。
NHK◆
「仮説コレクターZ」「総合診療医ドクターG」
NTV◆
「人生が変わる1分間の深イイ話」「行列のできる法律相談所」「上には上がいるもんだ」「バンキシャ!」
テレビ朝日◆
「はくがぁる」「爆裂問題ピーポー」「美女たちの日曜日」「クイズサバイバー」「題名のない音楽会」
TBS◆
「情報7daysニュースキャスター」「いっぷく」
テレビ東京◆
「開運!なんでも鑑定団」「主治医が見つかる診療所」
フジテレビ◆
「ネプリーグ」「バイキング」「特ダネ!」
文化放送◆
「大竹まことのゴールデンラジオ」「吉田照美の飛べ!サルバドール」
TBSラジオ◆
「伊集院光とらじおと」
NHKラジオ第一◆
「すっぴん」選曲家レギュラー
ほか多数。
女ひとり寿司(洋泉社、2004年)→ のち幻冬舎文庫(2013年)
クラブカルチャー!(毎日新聞社、2005年)
エレガンス中毒 ぎりぎりの女たち(Infasパブリケーションズ、2008年) -?野宮真貴、篠崎真紀との共著
女装する女(新潮新書、2008年)
ビジネスの成功はデザインだ(マガジンハウス、2010年)-?神田昌典との共著
四十路越え!(ワニブックス、2010年)→ のち角川文庫(2013年)
四十路越え! 戦術篇 (ワニブックス、2011年)→ のち角川文庫(2014年)
ビッチの触りかた(飛鳥新社、2012年)
快楽上等! 3.11以降を生きる(幻冬舎、2012年)-?上野千鶴子との共著
ベルばら手帖 マンガの金字塔をオトナ読み!(マガジンハウス、2013年)
文化系女子という生き方 「ポスト恋愛時代宣言」!(大和書房、2014年)
男をこじらせる前に 男がリアルにツラい時代の処方箋(角川書店、2014年)
最新著:喝!迷える女子の人生相談(小学館、2015年)AneCam連載コラム再編